「最後に歯医者へ行ったのはいつだろう……」と心当たりのある方は、決して少なくありません。「痛みがないのに行くのは気が引ける」「しばらくサボっていたから恥ずかしい」——そんな気持ちは、多くの方が感じていることです。でも実は、そう感じているまさに今が、予防歯科を始める最良のタイミングかもしれません。用賀・世田谷エリアにお住まいの方に向けて、定期検診で「何をするのか」を具体的にご説明します。
「痛くなってから歯医者に行く」——用賀エリアに暮らす方へ、その習慣を変えるご提案
日本人の「痛くなったら行く」という習慣
「歯が痛くなったら歯医者に行く」——長年そう思ってきた方は多いはずです。しかし、歯科の2大疾患であるむし歯と歯周病は、いずれも初期段階では自覚症状がほとんどありません。痛みを感じるほど進行してから初めて受診すると、治療期間も費用も大きくなりがちです。
厚生労働省「令和4年歯科疾患実態調査」によると、4mm以上の歯周ポケットを持つ人の割合は全体で47.9%にのぼり、高齢になるにつれ増加する傾向があります[1]。つまり、成人の約2人に1人が、自覚症状のないまま歯周病のリスクを抱えている可能性があるのです。
「予防歯科」とはどういう考え方か
予防歯科とは、「歯が痛くなってから治す」のではなく、「痛くなる前に守る」という考え方に基づく歯科医療です。定期的にプロが口腔内をチェックし、歯石・歯垢(プラーク)を除去することで、むし歯・歯周病の発症や進行を抑えることを目指します。
e-ヘルスネット(厚生労働省)によると、歯周病は特に初期の段階では自覚症状がほとんど出ないため、歯科医療機関での検査を受けないと正確な診断を行うことはできません[2]。自覚症状が出たときにはすでに進行していることも少なくないため、症状がない段階での定期受診が重要です。
用賀・世田谷エリアでも進む、予防意識の高まり
厚生労働省が令和6年の歯科疾患実態調査で発表した結果では、過去1年間に歯科検診を受けた割合が初めて6割を超えたことが報告されています[1]。予防のために歯科を受診する方は着実に増えてきています。東急田園都市線沿線は生活利便性の高いエリアであり、仕事や子育てで忙しい方も多い地域です。だからこそ、「駅から近く、土日も通える予防歯科」が地域の皆さまのお役に立てると考えています。
当院・用賀駅前はやた歯科は、東急田園都市線「用賀駅」から徒歩1分の立地にあります。土曜は終日、日曜は午前中も診療しており、平日がお忙しい方でも通院しやすい体制を整えています。
恥ずかしくありません——「しばらく歯医者に行っていない」方こそ予防歯科へ
「久しぶり」な方を歓迎する理由
「何年も行っていないから、怒られそう……」という声をよく聞きます。しかし、私たちの立場から申し上げると、久しぶりに来てくださること自体が、とても大切な一歩です。歯科医院は「悪くなったところを直す場所」であるのと同時に、「これ以上悪化しないように守る場所」でもあります。現在の口腔内の状態を正確に把握することが、適切なケアの出発点になります。
当院では、院長・早田優樹と副院長・早田満里子(いずれも日本歯周病学会認定医)が診療にあたっています。副院長は二児の母でもあり、不安を感じやすい方や久しぶりの受診の方にも配慮した丁寧なコミュニケーションを心がけています。個室の診療室でプライバシーに配慮した環境でお話を聞くことができますので、ご安心ください。
「状態が悪い歯を見せるのが恥ずかしい」という気持ちへの応答
口腔内の状態がよくないことへの後ろめたさは、多くの方が感じることです。しかし歯科医師・歯科衛生士は、「現在の状態を評価し、ここから改善するための方法を考える」ことを仕事としています。責めるのではなく、現状を把握して次の手を一緒に考えることが診療の本質です。
e-ヘルスネット(厚生労働省)によると、歯周病とむし歯(う蝕)は歯科の2大疾患といわれており、成人期において歯を失う原因の多くはこの2つによるものです[2]。だからこそ、いつ来院しても「遅すぎる」ということはなく、早く来られるほど選択肢は広がります。
初診の流れと費用の目安
初めてお越しになる場合、まず問診・口腔内のチェックから始まります。レントゲン撮影が必要な場合はご説明のうえで実施します。初診費用は保険診療の場合、約3,000〜5,000円が目安です。クレジットカード払い・デンタルローンにも対応しています。
WEB予約は24時間受け付けていますので、「まずは一度診てもらいたい」というお気持ちだけでお越しいただいて大丈夫です。
当院の定期検診メニュー①:歯周ポケット検査でリスクを早期発見
歯周ポケット検査とは何か
歯周ポケットとは、歯と歯茎の境目にある溝のことです。健康な状態では1〜2mm程度ですが、歯周病が進行するとこの溝が深くなり、細菌が繁殖しやすい環境になります。
歯周病の精密な検査は、プローブという針状の器具を使って歯周ポケットの深さを調べるプロービング検査、エックス線写真によって歯を支える骨の状態を調べるレントゲン検査、歯周病の原因となる歯の周囲の汚れ(プラーク)の付着状況を調べる検査などからなります[2]。
当院では院長・副院長ともに日本歯周病学会認定医であり、大学病院での診療・研究経験・歯周外科の習得を経た専門性を活かして、歯周ポケット検査を丁寧に実施しています。数値を記録することで前回との比較が可能となり、改善しているか・注意が必要か、経過を可視化することができます。
歯周病が全身に与える影響
歯周病は「お口だけの病気」ではありません。日本歯周病学会によると、歯周病にかかっていると血管の病気や糖尿病、低出生体重児出産・早産などの危険が高まるとともに、慢性腎臓病や誤嚥性肺炎にかかる危険性が高くなることが明らかになってきています[3]。
特に30〜50代の働き盛りの世代や、妊娠を希望している・妊娠中の女性にとって、歯周病の早期発見は全身の健康管理の一部といえます。「口腔内の炎症を放置しない」という意識が、将来の健康につながります。
検査後の説明とケア計画
検査後は、数値の意味や現在の状態をわかりやすくご説明します。「4mm以上」「出血あり」などの結果が出た場合でも、すぐに大がかりな治療が必要とは限りません。段階に応じたセルフケア指導やクリーニングで対応できることも多くあります。当院では複数の選択肢を提示し、患者さんが納得して選べる診療を重視しています。
当院の定期検診メニュー②:エアフロー・クリーニング・フッ素塗布
エアフローによるバイオフィルム除去
当院では、エアフローと呼ばれる機器を導入しています。微細なパウダーを高圧の空気・水と一緒に歯面に吹き付けることで、歯を削らずに着色汚れ(ステイン)やバイオフィルム(細菌の膜)を除去する方法です。コーヒー・紅茶・赤ワインなどによる着色に対して効果的で、歯や歯茎への負担を抑えた施術が可能です。
歯磨きだけでは落としきれない歯周ポケット内のバイオフィルムにもアプローチできる点が、通常の歯ブラシケアとの大きな違いです。クリーニング後の歯の表面はつるつるとした状態になり、その後の汚れの再付着を抑える効果も期待できます。
フッ素塗布で歯を強化する
定期検診の仕上げとして行うのが、フッ素塗布です。e-ヘルスネット(厚生労働省)によると、フッ化物歯面塗布は、萌出後の歯の表面に直接フッ化物を作用させることによって、むし歯抵抗性を与える方法であり、歯科医師や歯科衛生士が行うむし歯予防手段です[2]。
歯科医院で使用するフッ素は、市販の歯磨き粉よりも高濃度で、歯の質を酸に溶けにくい状態に整えることを目指します。お子さまの乳歯から大人の方の根面部まで幅広く有効とされており、当院ではお子さまの受診にも積極的に対応しています。
セルフケア指導でご自宅のケアを底上げする
クリーニングやフッ素塗布だけでなく、「自宅でのブラッシングの質を上げること」も定期検診の重要な目的です。磨き残しがどこに多いかをお伝えし、歯ブラシの当て方・デンタルフロスや歯間ブラシの使い方をご説明します。正しいセルフケアが身につくことで、次回検診までの口腔内の状態を良好に保ちやすくなります。
当院では、院内にクラスB滅菌器を完備し、徹底した衛生管理のもとで施術を行っています。また、高倍率ルーペを用いてわずかな変化も見逃さない診療を心がけています。
まとめ
- 定期検診の意義:むし歯・歯周病は初期段階では自覚症状が出にくい。厚生労働省「令和6年歯科疾患実態調査」では歯科検診受診率が初めて6割を超えており、「予防のために通う」習慣は着実に広がっています。
- 久しぶりの受診でも大丈夫:「しばらく行っていないから恥ずかしい」は不要です。現状を把握することが改善の第一歩であり、当院では個室診療室で丁寧にご説明します。
- 歯周ポケット検査で早期発見を:院長・副院長ともに日本歯周病学会認定医。数値で状態を可視化し、歯周病リスクを早い段階で把握します。
- エアフロー・フッ素塗布など具体的なケア:着色汚れの除去から歯の質強化まで、当院の設備・専門性を活かした定期検診メニューを提供しています。
- 土日診療・駅徒歩1分:用賀駅から徒歩1分、土曜終日・日曜午前の診療で、忙しい方でも通院しやすい体制を整えています。
用賀で歯医者をお探しの方、「しばらく行っていないけど大丈夫かな」と感じている方は、ぜひご相談ください。土曜終日・日曜午前も診療しており、砧公園や馬事公苑へのお出かけ帰りにも立ち寄りやすい立地です。WEB予約は24時間受け付けています。
用賀駅前はやた歯科
📍 東京都世田谷区用賀4丁目11-4 福島第一ビル1階(用賀駅徒歩1分)
📞 03-6805-6816
参考文献
[1] 厚生労働省「令和6年歯科疾患実態調査結果(概要)」mhlw.go.jp
[2] 厚生労働省 e-ヘルスネット「歯周ポケット」kennet.mhlw.go.jp
[3] 日本歯周病学会「歯周病のことがよくわかる ペリオブック 歯周病は全身疾患とかかわりがある?」periobook.perio.jp